(前編より続きます)
ベース本体の音はよくなった。でも...。
そのような経緯で、それまで使っていたベースを手放し、soundtradeというブランドのジャズベースを購入しました。
そのジャズベース自体は、すごく気にいって使用していたのですが、合わせて使っていたベース用プリアンプ?アンプシュミレーター?を通した音は「何か違うな」と思ってました。
「セッティングを変えた方がいい」と言われた
とある日のライブハウスでのベースのサウンドチェックの時のことでした。
プリアンプを通す前と後のベース音を出した時にPAの人から「プリアンプのセッティングを変えた方がいい。ベース自体いい音してるのに、プリアンプの音になってしまってる。もったいない」と言われたことがありました。
あ、なるほどなぁ。でもプリアンプの取説には「通常このノブはMAXで使用します」って書いてあったけど、確かにこのプリアンプのサウンドキャラクターにベースがやられてしまってるな、とは感じました。
みんなこの音になってた気がする
この時使用していたプリアンプは、当時(今も?)人気のプリアンプで、プロ・アマチュア問わず使用しているベーシストは多かったと思います。
僕自身は、「何か違うなぁ」と思いながらも、「プロも使ってるし、これがよい音なんだろう」という感じで使用していました。
また、このプリアンプを使ってるっていうベーシストの曲をよく聴いてみると、「あー、やっぱ◯◯◯(プリアンプ名)の音になってるなぁ」って思ったものでした。
改めて亀田さんを参考にした
どのようにしたら、ベース本体の音を活かしつつ、自然で歪んだベース音が出せるのかな?と考える中、カッコいいと思った亀田さんの歪みの音について調べてみると、Roger MayerのVoodoo bassを使用していると知りました。
一度、僕も同じものを使ってみたいと思う一方で、他に「自然な歪み」で「音痩せしない」を売りにしたものは無いかな?と探している中で見つけたのが、fulltoneのbass driveでした。
(実際のもの。当時ヤフオクで入手したと思います。初期型です。もっとキレイでしたけどね)
評価も高く、音痩せしない自然な歪みという口コミもあったので、信用して手にいれました。使ってみるまでは不安もありましたけど、実際に使用すると「これだ!」って。ようやく出したい音にたどり着いた瞬間でした。
それ以来、長らくbass driveはプリアンプ的に使用していました。今はこの音を参考にして、GT-10Bで音作りしている、という感じです。
ちなみに、いろんなバンドの動画やオリジナル曲をアップしていますが、基本的にはGT-10Bのセッティングは変えず、曲によって歪み量やベース 側のトーンで調整するくらいですね。